ふと見たDVD(UDON)の言葉「ソウルフード」が耳に残ってしまいました。「自分のソウルフードは?」と聞かれてもこれだというものが今はありません。大学時代なら間違いなく「カレー」と答えていたことでしょう。週9回くらいのペースで食べてましたから。まぁ、自分は基本的に好き嫌いもないし、選り好みもしないほうなので、ある程度食べられるものならば、美味しく頂いてしまいます。

 ちなみに日本人ってのソウルフードって、なんなんでしょうか?寿司・ラーメン・カレーあたりでしょうか。ハンバーガーとか牛丼、焼肉などもランクインしそうですが。そばも店舗数で言えば地域に一店くらいはありそうですね。日本人は世界で一番雑食でグルメな民族って勝手に思い込んでいる一人として、食糧難がきても日本はなんとかなってしまう気がします。

食べることは、欠かすことの出来ない人間の喜びの一つだと思うので、どれほど味覚が壊れていても、美味しいと思えるならば、それは幸せの一つの形なのでしょう。今日の朝ご飯ですら忘れてしまうのに、今日の夕飯を楽しみにしてしまう、そんないかにも適当な幸せの形があってもいい気がします。

 

筋肉痛

2007年5月9日 思うところ
 先日、ちょっとした運動をしたら、激しく筋肉痛が襲ってきた。まぁ、翌日に来たということは、まだ若いってことだろうか。それにしても、大学で運動して以来だな、筋肉痛なんて。痛いはずなのに心地よいのは、筋肉への変化を期待しているからだろうか。
 プロのスポーツ選手は1日、2日でもトレーニングを休むとそれを戻すのにかなりの日数を費やすことになるらしい。それを考えると、自分の怠惰な生活っぷりでは、元に戻すのに何日かかることやら・・・。じっくりやっていくしかないか。
 意外と疲れてるんだな、自分。GW後半は完全にぐったり、まったりだった。こんな状態じゃ、理想とする自分の動きはまったくできないわな。まぁ、今はリハビリの最中だと納得して、なんとか中長期的な計画を思い描いて進んでいくしかないのかも。こんな風にダメダメな自分も案外悪くないと思えるようになってきた最近。。。
 初見はミスチルの歌の題名で、意味を大学の講義で耳にした表題の言葉、「Memento-Mori(汝死すべき存在である事を覚えよ)」はなかなかその意味を捉えづらい一句である。どのようなかたちで人生を導いてくれるのかは忘れてしまったが、その言葉に接した時のインパクトの大きさは覚えている。
 人間が他の動物と平等に死ぬ存在であることを理解した時、自分が動物と同じである現実を改めて認識した。そして、世界が開けた感じがしたと同時に、大きな恐怖を覚えた。自分の力ではどうにもならない現実を突きつけられた気がした。
 世界の全てが自分の力ではどうにもならないと分かった時。しかし、その世界が自分を含んで一つになっている(自分が世界の仲間)と感じられたときの複雑な感情。あの感覚をもっと突き詰めていきたいと思う。
 
 時に周りの人以上に五感のいずれかが鋭くなる事がある。
 野性の感覚なのかもしれない。人間も動物なのだから、自分が危機に瀕している時には、それを回避しようとするには違いないだろう。ただこの野性の感覚が役に立ったことはない。
 自分が動物の仲間だと分かったときに、私は非常に恐怖を覚えた。誰しもに共通に訪れる死を思ったからだ。このことについては、後日また書くが、自分の傲慢と言うべきか、なんというべきか、何かが自分の中で変わったことには違いない。
 とにかく、五感が鋭くなることは、歓迎すべき事ではない。非常に肉体的、精神的な疲労を伴うし、それはあることへのサインだからだ。分かる人には分かるだろうから、これで筆を置きたい。
 好きも嫌いもそれほど強くない自分にとって、感情の閾値は極めて高いと思う。
 だが、好きも嫌いもないということは、感情の受け取り方が極めて薄い(どういえばいいのか分からないが)ということになりはしないだろうか。ふつうの人なら驚き、反応する事柄でも、自分の場合は「だから、何?」といった感想しか浮かんでこないことがある。思えば、他の人にとって非常に喜ばしいことが、自分にとっては大した驚きもない事柄になってしまうということが、よくあった気がする。
 嫌なことがあっても、多くは溜め込んでしまうので、ストレスのはけ口がなく、かといって溜め込める量が多いので、ストレスはたまってしまう一方だ。ストレスのはけ口をどこかに設定しなくてはならない。これは当面の課題だ。 
 感情をぶつけることも上手く出来ない、だから、ぶつけようとするとかなり大きな波になってしまう。これも困ったことだが、これもストレスをうまく処理できない自分の性だろう。
 だれしもが、自分の感性が他人のそれとは異なっていると分かっていても、それをうまく行動に表せないのではないだろうか。自分固有の感情。自分だけの感覚。これをコントロールすることが、人生を楽しむ方法論であると思う。
昔から、僕には好き嫌いというものがほとんどない。食べ物はもちろん、何かをする際のとっかかりから、人間関係に至るまで、ほとんど抵抗を感じることはなかった。
そのおかげか、食事を苦痛に感じることはなかったし、だれとでも気兼ねなく付き合うことができている気がする。
特に人間関係では、自分の側から嫌いになったり苦手になったりする人がいなかったためか、自分で言うのもなんだが、嫌われることも少なかった思う。(実際、心理学で実証されている事だが、自分の側から、嫌いだという気持ちを表さない限りは、相手が自分を嫌う事はほとんどないらしい。)
性格的なものなので、どうということはないが、なんとなく得している気はする。これからも多くの出会いがあるだろうが、この楽観的な自分でいきつづけたいと思う。
これから数日、表題のテーマで書きつづけたいと思います。

好き嫌い、感情の発露、感覚の鋭さ、などなど。

あえてテーマを限定する事で、なにか見つかる事があるといいと思います。
表題の意味するところは、なかなか深みがあると思います。「遅すぎることはない」と表現しているわけですが、あくまで、いくつかの条件がプラスされていると思います。

「自分の意欲があればこそ」のことだろうし、年齢や資金のことも考慮しなくてはならないでしょう。何事も「なせばなる、なさねばならぬ」なのでしょうが、自分の信条をつらぬききれたときにこそ、達成できるのが表題の意味するところなのでしょう。

最近、テレビを見ているとこういうふとした言葉が心に響く事が多いような気がします。それも、僕がそうありたいと願っているからなのでしょうか。遅くならないうちに行動し始めなくてはならないと、切に思います。
最近、日光に晒され続けると、なぜだか頭が「ボー」っとしてくる。おそらく体内でなにかが起こっているのだろうが(ビタミンDの生成とか)、これが困った事になる。そんな「ボー」っとしている時に限って、偶然にも街中で知り合いに話しかけられたり、重要な用事に携わっていたりする。
思えば、小さい頃から僕は日向ぼっこが好きだった。何をするでもなく、日向でお行儀よく座っていた。そんなこんなで、今でも肉体的には非常に健康を保っていられる。
物事が上手くいかない時には、空を仰いでみよう。そこにはかなりの確率で、答えが待っているはずだから。

遅読症

2007年4月25日 日々の暮らし
時間はたんまりとあるのに、最近は非常に読書がはかどりません。流し読みは出来るだけしたくないというのも、理由の一つかもしれませんが、なんといっても集中力がない。ちょっと読んではあっちを向き、ちょっと読んでは、そっちに行き、ってな感じです。一冊読むのに、ゆうに一週間はかかるのです。もう少し、実質的な読書の時間を増やそうかと検討中です。
優勝決定試合でのFKもさることながら、今シーズンは手を骨折しながらも出場するなどの馬車馬のような働きに、CLのマンU戦でのFK決勝弾など、今年の俊輔には大いに夢を与えてもらいました。来シーズンもセルティックでプレイするとのことですが、今シーズンに近い働きをしてほしいと願うばかりです。
なんとなく一句詠んでみました。リハビリ中の身とはいえ、まだまだ頭は現役でいられているのでしょうか。
待つことだけは慣れてきたので、大して苦痛には感じないのですが、待たせることには日和ってしまうので、どうもだめです。もっと図々しくいかなくてはいけないのかもしれません。
今シーズンはドラマをよく見ている。

月 プロポーズ大作戦
火 セクシーボイスアンドロボ

木 夫婦道 わたしたちの教科書
金 特急田中3号 時効警察
土 ライアーゲーム
日 冗談じゃない

ってな感じ。改めて書き出してみると、なんか自分がダメ人間になっているような気がして嫌だ。週8本ってどうかと思う。集中力を高めるためのリハビリにはなっているんだろうが、もう少しほかにやる事あるだろうに。
ぼやいてもしょうがないので、マイベストドラマを告白すると、

3位 セクシーボイスアンドロボ

日テレが枠を増やしてまでも作ったドラマであるし、松山ケンイチのぶっ飛んだキャラ設定がおもしろいから。

2位 ライアーゲーム

脚本及びストーリー設定が引き込まれる感じがする。今後の展開に期待大。

1位 時効警察

遊び心満載なディテールの表現と終わり方がハートフルな感じが個人的には大好き。必ず見てしまうと思う。

ということで、恥ずかしいだけの文章になってしまったが、なにかの足しにでもなったらいいかと思わなければやってられない。
相変わらずの友と相変わらずのコースで相変わらず遊んできた。気のおけない友人なので構える必要もなく楽しめた。ぶっちゃけトークや爆弾発言も毎回のようにあるので、なぜか飽きないこの二人。誕生日なのになにもあげていなかったなぁ、と思いつつ、まあそれもいいか、と自分の中だけで解決してしまう。(←それもどうかとおもうが)まぁ、なんちゅうか、腐れ縁って奴ですわな。
最近、睡眠が心地よいと思えるほど熟睡している。もともとが寝つきの良いほうなので、眠れないときは非常に辛いのだが、やはり疲労から回復する最も優れた方法は睡眠を適度に取ることだろう。

ただ、疲労の内容が偏っていると、全く眠れなくなることに以前気付いた。特に、精神的な疲労ばかりが重なり、体を動かしていない状態で眠ろうとしても、全く寝つけないのだ。

そんなときは、とりあえず体を動かすに限る。精神的疲労のレベルまで肉体的疲労を近づけるのだ。ただ、布団の中でうだうだしているよりは効果的だと思う。

子どもの頃は、ひたすら遊んで、砂埃のにおいをまといながら帰宅し、ご飯を食べて、ぐっすり眠っていたものだ。肉体的疲労を癒すための睡眠は心地よく、目覚めも爽快感に満ちていた。

精神的にだけ疲れていても、大して眠れないのだ。脳を休めるために必要な睡眠だとしても、脳が疲れているだけでは眠れない。そんな矛盾があるのが面白くもあり、おかしくもある。

精神的な疲労だけを感じているときは、駅から家までの距離を歩いてみる。そんな高尚な遊び心も必要なのだ。何気ないことだけれども。

秘密

2007年4月19日 思うところ
人にはだれにも言えない秘密が一つや二つはある。それを良しとするか悪しとするかは、それぞれだが、個人的に考えるところでは、その言えないことの重なりが人生の厚みになるのではないだろうか。あくまでも自分の中で消化できていれば、の話だが。

いじめ等の、自分が生存危機に瀕している現状を、人に対して明らかにできない、というような秘密は別にして、過去に経験したことを秘密にしておくことは人を大きくする。誰にも言えない過去は人を豊かにする。

しかし、真実を語るならば、その秘密を人に言えるようになると、人はさらに目覚めていく。ブログでもなんでも、本当の自分を晒すことができると、なぜだか「ほっ」とするのだ。

だいたい、秘密にしておくほどの秘密などは、誰かがすでに経験していることが大概で、話してみても、書いてみても、「だからなに?」という反応が返ってくるのが一般的だと思う。本当はさっさとカミングアウトしてしまうのが、自分は楽になれるのだ。その後の自分に不利益が降り注がないかぎりならば。

でも、怖いのだ。恐ろしいのだ。自分がだれかに馬鹿にされるのが。自分が愚か者に降格されるのが。それを乗り越えた時に、いかなる安定と安らぎが待っていると分かっていても。
DVD ハピネット・ピクチャーズ 2007/03/16 ¥3,990

久しぶりにDVDで映画を丸々一本見ました。最近はつまみ食いばかりだったのですが、最近の映画のなかでは評価が高いようなので。
個人的な感想ですが、松雪さんの存在感が全体を支えているような感じがしました。確かにアカデミー賞で最優秀助演助優に選ばれた蒼井優さんの見せ場も多かったとは思いますが、ストーリーの中で泣かせられる部分はやはり、松雪さんと炭鉱夫との掛け合いだったような気がします。
映画を見ても涙は出ない自分ですが、ちょっとぐっと来ることは多かったのが本音です。実話をもとにリメイクされているという現実がさらに心に響きました。やはり世間的な評価が高い作品はチェキラァしたいと思います。
偶然は面白い。たまたまの出会い。さりげない行動。思ってもいない数字の並び。すべてが偶然に思えてしまう。しかし、表題の通り、偶然でも極まれば必然となるのだ。自分が動かせないはずの世界が、ちょっとしたきっかけをもとに、波紋のように世界を揺り動かすことがある。そんな時偶然だったはずの物事が、必然へと導かれる。偶然の出会いが強い紐帯となって、永久に交わりあったり、ちょっとした気まぐれで投げたコインが、だれかの人生に深く関わったり。偶然があるからこその必然。すべてが必然で成り立つわけはないと思いながらも、偶然ではない何かに心惹かれるのは、夢見心地な僕だけではないはずだ。
最近、『時効警察』でフューチャーされている三木聡さんの監督作品です。「脱力系エンターテイメント」などと批評されており、構えずに見ていられたような気がしますし、その上、細部が凝っていて面白く作られているような気がしました。
ディテイルの表現についても、全体的にストーリーが淡々としているところについても、『時効警察』に似通ったところがうかがえます。
この映画(DVD鑑賞だが)を見たのは、1年くらい前なのですが、いまだに我が家では「こもどとんととん♪」の映画でとして、共通の認識ができています。感動とか、アクションとかとは離れて、気楽にみたいならばおすすめの一本です。

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