Mr.Children

2012年3月1日 音楽
最近、ミスチルの「東京」という曲を通勤中に聴いている。

Mr.Children「東京」
http://www.youtube.com/watch?v=VqYb6aCmFc4&feature=related

今の自分には胸が締め付けられるほどに響く曲で、いろいろな思いをこらえるのに必死になりながら聴いている。何かを掴めないまま、犠牲を払いながら日々を過ごしていることを、前向きに捉えてくれることに救われている。自分の抱く思いが孤独なものではないことにほっとしたりもする。

それでも、働けていることや、日々に目的を持っていられること、大切な人がいることなどのことは、間違いなく幸せなことだろうし、そういう当たり前だけれども奇跡的なことに感謝する気持ちを忘れないことは大切なことだろう。
仕事場が一応東京なので、それも相まって思い入れが深い曲だ。

思えばミスチルは音楽を聴き始めるきっかけになったバンドであり、それ以降、僕の人生の大事な場面はミスチルの曲で彩られている。

「名もなき歌」「simple」「youthful days」「drawing」「抱きしめたい」「口笛」
「花の匂い」「HANABI」「innocent world」「ハル」「星になれたら」・・・

思い入れのある曲はそのときどきで違うし、ふとした時に聴くことでグッとくることが多いのが、ミスチルの曲の素晴らしさかなと思う。

これからもたくさんの思いを込められる音楽に出会っていきたいなと思う。



ベストアルバムをリリースしたASIAN KUNG -FU GENERATION。
(略して、アジカン、一部ではアジフー)

「好きなミュージシャンは?」

と聞かれたら、僕は五つ目までにはその名を出すだろう。
お初は、仲間内の会話で誰かがフェスに行くらしきことを聞いた誰かが、

「アジカン(が出るのは)羨ましい」

と誰かに言っていたのを聞いたことだ。

その頃、若者文化についていけてなかったので、名前は知っていてもどんな音楽をつくっているか分からなかった。今時の若い者がどんな音楽を好むのかという好奇心と、なんとか若者でありたいと願う必死さから、初めて聞いたアジカンの音楽がアジカンとして初のオリコンシングル1位を獲得した「ワールドアパート」だった。

はっきり言って、性に合わなかった。歌もそれほど上手くないし、歌詞は何が言いたいのかとりづらいし。いろんな曖昧さが若者向きな感じがして、若者でなくてもいいかと挫折しかけた。

一方でその音楽に引っかかりを意識する部分もどこかにあって、その本能を信じてみることにした。若者の感性に負けたくないという心理も間違いなく働いていたと思う。とにかく片っ端からアルバムを借りた。

聞き進めていくと、その引っかかりが摩擦を起こして次第に熱を帯びていくのを感じた。曲はロックしているし、前奏を大切にしているからだろうか、新しく感じてキャッチーだった。そして上手くないと即断した歌も、シャウトするときの微妙にかすれて震える特徴に気づき、とてもセクシーで真似できないと思った。

そして何より、詞の意味の曖昧さ。確実にある想いを乗っけていると思うのだが、その曖昧さから聴く側の受け取り方はその分自由度を増している。一つの曲をとっても、解釈の仕方は人により異なるだろう。

そんなわけで、はまったのだった。

個人的に好きな曲とポイントを並べると、

「Re:Re」「フラッシュバック」「自閉探索」
は前奏

「転がる石、君に朝が降る」「ブラックアウト」「ライカ」
は歌詞

「リライト」「遥か彼方」「未来の破片」「ムスタング」
はシャウト

「アンダースランド」「君の街まで」
はノリ

「ブルートレイン」「橙」
は心の響き具合

といった具合だろうか。PVは「君の街まで」が面白い。やはり意味不明だけれど。

ベストアルバムは初めての人にとっては、いろいろ意見はあるだろうけれど導入としてはかなり良い選曲だろう。ほかに一つ挙げるとすれば『ソルファ』は入りやすいと思う。

ただひとつ懸念がある。ボーカルの後藤さん、声出なくなっているのではないかということ。最近、シャウト系の曲が少ないから。というか、初期のシャウトができてない。ライブとかは見たことないから分からないけれど。

それでも、第一印象が必ずしも全てでないと教えてくれたアジカン。これからも聴き続けると思う。


斉藤和義 CD ファンハウス 1997/11/21 ¥948歌うたいのバラッド
おやすみ

 このまえ発売されたBank Bandの『沿志奏逢2』でカバーされている曲。先週のMステで桜井さんが歌っているのを見たが、僕の聴いた感じでは、やはりオリジナルの方が良いと思った。『沿志奏逢2』は持っていないのでそれとの比較は出来ないけれど。

 初めて聴いたのは車の中。ちょとした用事で出かけていて、ラジオをかけながら運転していたら、波多陽区が昔の恋人との思い出の曲とか言って、芸人なのに笑いなしで紹介していた。ちょうどその時に目的地に着いたのだが、なんとなく気になって聞いていたら思わず引き込まれて最後まで聴いてしまった。その後すぐに斎藤和義さんのアルバムをレンタルして聴いてみた。以外にもそれほど昔のものともいえない曲であることに驚いた。80年代ソングだと勝手に思っていたから。

 申し訳ないながら、その他の曲の印象はそれほど強くないのだけれど、この曲だけは素晴らしいと思う。なんといってもメロディラインに流れがある。サビへとつながる盛り上がりの作り方が聞いていて心地よい。歌詞もそれなりに訴えかけるものがある。桜井さんは「音楽を作っていくことに悩んだとき、この曲が答えを示しているような気がした」と言っていた。僕は音楽をじっくり聴くタイプではなく、直感的に感じるタイプだから、一回目でいいものはいいと思うし、合わないものはそれなりにという聴き方をする。この曲は久しぶりにひっかかった曲であったことは確かだ。自分の知らないところでも名作は輝いているということを知らされた曲だった。

スキマスイッチ

2007年10月26日 音楽
スキマスイッチ CD BMG JAPAN 2007/08/01 ¥3,059
view 君の話 奏(かなで) ふれて未来を 冬の口笛 全力少年 雨待ち風 キレイだ 飲みに来ないか ボクノート ガラナ スフィアの羽根 アカツキの詩 惑星タイマー マリンスノウ

 いわゆる完全なミーハーです。兄から借りて聞いてみました。それまでは全力少年とガラナの2曲くらいしかまともに聞いたことはありませんでした。テレビに出ているのはよく見たのに、楽曲に関しては関知していない時期が長かったということかなと。

 全曲聞いた感想ですが、アップテンポの曲はどれもノリやすく耳に馴染む感じがしたのと、バラード系の曲は大橋さんのファルセットがきれいだと思いました。曲の完成度も初期から高いと感じました。ただ、いつも自分はそうなのですが、半分寝ながらの状態で音楽を聞いているためか、よっぽどの興味がなければ、いい曲だと思うスイッチが働かないのです。その中でもセンサーが働いたのは、奏(かなで)。というか、予めネットなどで調べていたら、良いと言われていたので、集中して聞いていたというのもあるのですが、聞いていて、詩・曲・歌すべて良かったと思いました。まだ、他の曲も十分に聞いていないので、今後の課題として残しておこうと思います。これからのスキマスイッチの活躍もしっかりチェキですね。
村下孝蔵 水谷公生 CD ソニーミュージックエンタテインメント 1993/10/01 ¥2,039
松山行フェリー かげふみ 午前零時 レンガ通り ゆうこ 初恋 少女 踊り子 花れん 春雨 酔いしれて 夢の跡

 友人から教えてもらった村下孝蔵さん。1999年に故人となられている方なのですが、いまその楽曲を聞いても色あせていないと感じます。
最近では、わざわざCDからテープに落として、車でのドライブの時にも聞いています。その影響か、家族全員に村下ブームが波及しており、弟あたりは時折口ずさんだりもしています。一番のおすすめは踊り子。ラビリンスをくぐり抜けるような前奏がお気に入りです。

B-SIDE

2007年5月12日 音楽 コメント (3)
 アルバムは必ず買っているけれど、シングルまでは・・・ということで、買いました。ミスチルに関してはこのアルバムでコンプリートです。普通にシングルは買わない人だったので、なんとなく神様からのプレゼントが降って来たような感じですわな。とは言っても、HOMEも十分に聞いてないにもかかわらず、もう新アルバムだなんて。嬉しいには変わらないんですが、なにか忙しない気がします。また、しばらくはライブで忙しいのでしょうから、新しいものはしばらく出さないのでしょうが。このアルバムを良い機会にしてミスチルの全曲をリピートしてみるのも一興ですね。

歌い人

2007年4月8日 音楽
友人と遊びに行くときは、95%近い確率でカラオケにいく。というよりは、何の打ち合わせもしないのに無条件で足が向いてしまっている。勝手知ったる仲といったところだろう。

二人で、3時間歌うのが前提みたいな感じになっている。そのような仲だからこそ、他の人には聞かせられないような歌を歌えるという心地よさがある。喉がつぶれても、歌いつづけることが出来るのはそのような関係だからだろう。

好きな歌を、好きなスタイルで歌う。これが、カラオケの本質ではないだろうか。変に気を遣ったり、遠慮したりするのは、ストレスを溜め込むだけの行為だ。

だから、僕は今日も自分の思い通りの歌を、歌いつづけるのだろう。他人の目など気にせずに、大切な人と自分の好きなあの歌を。

HOME

2007年3月24日 音楽
Mr.Children Kazutoshi Sakurai CD トイズファクトリー 2007/03/14 ¥3,059 
叫び 祈りWake me up! 彩り 箒星 Another Story PIANO MAN もっと やわらかい風 フェイク ポケット カスタネット SUNRISE しるし 通り雨 あんまり覚えてないや

ちょっと遅いかもしれないけれど、ミスチルのニューアルバムのレビューです。

個人的な感想をいうと、あまりピンと来なかったというところでしょうか…。HOMEというタイトルと各々の楽曲のつながりは素晴らしかったと思うのですが、一つ一つの曲に力がなかった気がします。僕的には、これだったら「深海」のほうが良かった気がしますね。(というよ
り、その当時の自分が好きだったからこそ、「深海」のほうが好きという言い方が正しいかも)

いずれにせよ、あと十回は聞いてみて、今の僕の一部になってもらおうとは思います。

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索