05月24日付 日経新聞の報道「琴欧洲が初優勝 大相撲夏場所」へのコメント:

今場所は終盤まで二横綱と琴欧洲の優勝争いが見ごたえがあり、いつもになく盛り上がっていたように感じました。やはり横綱ばかりが強いというのも、それはそれで面白いのでしょうが、ファンはマンネリを感じていたのか、新しく琴欧洲という一味違った力士が現れたことがスパイスとなり、満員御礼の回数も多かったようです。

それにしても琴欧洲。先場所の相撲と休場の不甲斐ない様子を見ていたので、今場所でこんなにやってくれるとは思いもしませんでした。いい具合に休めて右膝の怪我の具合も良くなったのか、悔しさから一念発起したのかは分かりませんが、本来の力を出せたのでしょう。前半まではただただ角番脱出を願って応援していたのですが、それがいつのまにか優勝への願いに変わってしまいました。それが二横綱を破っての千秋楽を待たずに優勝という結果。相撲を見てもただのまぐれでは決してなく、実力をかね合わせて力で取ったものだと感じました。

何日目で誰との対戦だったかは忘れましたが、激しい相撲になって相手が体勢悪く土俵下に落ちた相撲がありました。その時の花道を引き上げる際に琴欧洲が開口一番口にした言葉は「相手大丈夫だった?」の一言だったとのことです。それを放送で聞いて、非常に琴欧洲らしいなと思いました。相撲は格闘技。相手を敬う精神がなくてはスポーツとして成立せず、ただの果し合いになってしまいます。琴欧洲の一言はそれを上回って、なにか温かいものを感じさせてくれました。

あと、今場所注目した力士は安馬と稀勢の里の二人です。安馬はそれほど太れない体質なのかもしれませんが場所ごとに体が出来てきて、ここ数場所は関脇の地位を守りつづけて存在感を表しています。稀勢の里は力強い相撲で上位陣を組み伏せていくところが魅力で、強いものに対して全力でぶつかっていくところが見ていて清々しいです。二人とも大関・横綱に対して好成績を上げていて、場所全体を盛り上げる一因になっているといって間違いない存在だと思います。

来場所の琴欧洲は角番から一転、綱取りの場所になるわけですが、今場所の相撲が続けて取れるようなら、かなり面白くなると思います。横綱の二人も終盤怪我をして座布団を大いに投げられていましたが、来場所はその屈辱を跳ね返すくらいの力を示してくれることでしょう。

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
桐木りす
2008年5月27日0:04

こんわです。はじめまして。
突然カキコミで失礼します。
たった今、[ 0007777 ]という、非常に縁起の良い(?)キリ番を踏ませて頂きましたので……
その御報告まで、でした。
どうも〜……☆ _(_^_)_

たな
たな
2008年5月29日19:56

>桐木りすさん

ご報告ありがとうございます。
「7777」ってかなりの縁起物ですね。
次の7並びまではかかなりあるし、普通のキリ番よりレアだし。
そんな番号を踏んだ桐木りすさんに幸運が訪れることを祈っています。

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