02月19日付 ZAKZAKの報道「「東京タワー」が5冠? 日本アカデミーの仕組み」へのコメント:

 日本テレビで日本アカデミー賞の授賞式の模様を放送していたけれど、今年最も最優秀を獲得した『東京タワー』は日本テレビが噛んでいたようで。そもそもアカデミー賞は、審査権を持った会員というのが大手映画会社に集中している都合上、大手映画会社制作の映画が選ばれることが多いらしい。よっぽど無視できない作品でない限り、ミニシアター系などの映画が受賞することは難しいと何かに書いてあった。もっとも去年のフラガールはそれを乗り越えての受賞だったが。

 話は変わるが、アカデミー賞の授賞式をチェックしている割に、最近映画が苦手だ。今回、優秀作品賞を受賞した作品も『それでも僕は〜〜』しか観ていない。一本でも観ているだけまだましだったというところだ。まずもって動きのない作品はまず眠くなるし、アクションバリバリだとすぐ飽きる。我が家の映画DVD調達は母と弟が担当しているのだが、どうも借りてこられたものに興味が湧くことが少ない。特にやることがなくとも、2時間そこそこの拘束を拒否する本能が働いてしまうらしい。

 だから観る映画はかなりの鉄板映画に限られてしまう。いわゆる前評判が確かで、まずはずれがないといった映画のみを観る。だからあまり観ないながらも、セレクションに勝ち残った映画というのはだいたい観て良かったと思う。でも、こんな映画の見方をしても、「映画鑑賞が趣味」とはとても言えないし、映画好きにもならないだろう。無駄があるからこそ有益なものが映えるのだから、もう少し無駄とも思える時間を楽しむ術を身に付けたいとは思う。そういう楽しみ方の方が、本物に出会ったときの感動があるというものだ。

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