今朝、地元の駅の改札をくぐろうとしたら、駅構内の方にいつにない圧迫感を感じたのでそちらの方を窺ってみた。これまたいつにないほどの黒山の人だかりだ。何事かと思いを巡らせながら、人々の様子を眺めてみてようやく謎が氷解した。年齢と性別は10代後半の男女。無言でいささか緊張した面持ち。荷物は鞄は一個で服装は落ち着いたカジュアルな装い。そう大学受験だ。
僕の地元にはそこそこ名の知れた私立大学がある。自分ではそんなに大きな大学とは思っていなかったので、今日の受験生の多さには意外な驚きを覚えたが、まあそんなものなのだろう。思えば私立大の受験はちょうど2月がピークだ。僕の記憶から言わせてもらえば、早い時期に試験を行う大学は比較的入りやすく、後半に移るにつれて難関校になるはずだった。
今思えばもったいないことをしたと思うが、僕も人並みに私立大受験は経験した。もったいないというのは受験料の話。一校につき僕の時代で35000円した。それをいくつ受けたのだろう。はっきりとは覚えていないが、大卒初任給くらいの額はいっていたのではないか。両親は僕の不安な心を思ってくれたのか、よく恨み言も言わず出してくれたものだと今更ながら感謝している。まぁ、本人は楽しいから受けていただけなのだけれど。
現役の時は戦う前から受かる気などしなかったが、二回目の時は、現役の時に落とされた大学に片っ端からリベンジしていた。結果はさすがに大学側も二回追い払うのは面倒だったらしいといったところだ。しかし高田馬場の大学には三顧の礼を尽くしても追い払われたが。
受験は辛いとよく言われるが、僕にはあまりその記憶はない。周りに競い合う友達がいたからだと思う。勉強もやれば正直に成績に反映した。受験勉強中にもよく遊んだ。新しいことを知るのは、それが役に立たない生知識であっても楽しかった。自分の中で勉強が辛いと思ってしまったら、きっと大学には行っていないと思う。もっとも大学は今までの人生の中で一番遊んだ時期ではあるが、それは多くの人に共通している気もする。
大学受験を終えた頃から、僕はどんな辛いことがあっても楽しもうとする精神が身についた気がする。結局は楽しめた者勝ちなのだ。何事も楽しめなくなったらそれがやめどきだ。その精神さえあれば、大概のことはやり過ごすことが出来る。受験は確かに辛いこともあるが、その中にでも楽しみを見つけるという技を身に付けたのが僕の一つの財産になっていると思う。
僕の地元にはそこそこ名の知れた私立大学がある。自分ではそんなに大きな大学とは思っていなかったので、今日の受験生の多さには意外な驚きを覚えたが、まあそんなものなのだろう。思えば私立大の受験はちょうど2月がピークだ。僕の記憶から言わせてもらえば、早い時期に試験を行う大学は比較的入りやすく、後半に移るにつれて難関校になるはずだった。
今思えばもったいないことをしたと思うが、僕も人並みに私立大受験は経験した。もったいないというのは受験料の話。一校につき僕の時代で35000円した。それをいくつ受けたのだろう。はっきりとは覚えていないが、大卒初任給くらいの額はいっていたのではないか。両親は僕の不安な心を思ってくれたのか、よく恨み言も言わず出してくれたものだと今更ながら感謝している。まぁ、本人は楽しいから受けていただけなのだけれど。
現役の時は戦う前から受かる気などしなかったが、二回目の時は、現役の時に落とされた大学に片っ端からリベンジしていた。結果はさすがに大学側も二回追い払うのは面倒だったらしいといったところだ。しかし高田馬場の大学には三顧の礼を尽くしても追い払われたが。
受験は辛いとよく言われるが、僕にはあまりその記憶はない。周りに競い合う友達がいたからだと思う。勉強もやれば正直に成績に反映した。受験勉強中にもよく遊んだ。新しいことを知るのは、それが役に立たない生知識であっても楽しかった。自分の中で勉強が辛いと思ってしまったら、きっと大学には行っていないと思う。もっとも大学は今までの人生の中で一番遊んだ時期ではあるが、それは多くの人に共通している気もする。
大学受験を終えた頃から、僕はどんな辛いことがあっても楽しもうとする精神が身についた気がする。結局は楽しめた者勝ちなのだ。何事も楽しめなくなったらそれがやめどきだ。その精神さえあれば、大概のことはやり過ごすことが出来る。受験は確かに辛いこともあるが、その中にでも楽しみを見つけるという技を身に付けたのが僕の一つの財産になっていると思う。
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