見たのは三つ。
 
 サッカーの日本VSチリ
 大阪国際女子マラソン
 大相撲千秋楽

 サッカーは退屈な試合だった。いまいちスッキリしない試合展開でどうも飽きてしまった。最後まで見たけれど。
 点数が入らないのもそうだが、両チームとも攻め手に欠いていたし、フィニッシュまで持っていったとしても大きく的を外していた。ドローで日本に収穫があるとすればディフェンスラインが崩れなかったことぐらいのものだと思う。また得点力不足が叫ばれないように頑張ってほしい。明日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦も一部報道によるとハンドボールに観客を取られて、動員数が過去最低になるかもしれないとか。今年は代表にとってW杯の予選も始まる大事な年のはず。そこに行く前にサポーターのテンションを下げないようにと願うばかりだ。

 大阪国際はなんといっても福士。見たのは30キロ過ぎからだったのだが、そこまでどういう走りをしていたのだろう、余裕のトップだった。しかし、マラソンの魔物は30キロ過ぎにいるという格言(?)通り、だんだんと足が進まなくなってしまっていた。もう余力がなかったのか、脱水症状だったのかは分からないが、見ていて悲痛なほどの走りに変わってしまった。何回も転びながらも、何かを求めるようにゴールへと走り続ける姿はたとえ19位フィニッシュでもこの大会が福士のものだったと感じさせるに十分な内容だった。しかしあそこまで走れなくなるということはやはり調整不足だったのだろうか。無理してマラソンに挑戦した心意気は買いたいが、本業のトラックの方でも崩れないようにと思う。

 そして大相撲千秋楽。なんといっても白鵬対朝青龍の一番は個人的に力が入ってしまう対決だった。今場所を面白くしたのは間違いなく朝青龍の復帰と、それまで一人横綱としてしっかり優勝を決めてきた白鵬の存在だろう。ガチンコの取り組みだったが軍配は白鵬。どっちが勝ってもおかしくなかったことを思えば、やはりそれまでの二場所を守り抜いた白鵬の自負が勝ったのではないかと感じさせられた。でも、朝青龍も最後まで優勝レースを引っ張っての13勝だから立派なものだろう。
それにしても今場所の内舘牧子さんの発言は面白かった。本当にそう思っているのか、土俵を盛り上げるために言ったのかは分からない。朝青龍について彼女の書いた本に少しばかり興味を持った。確か大学院で宗教学を専攻し、相撲についての修士論文を書いているくらいだから、高尚な内容なのだろうか。

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