斉藤和義 CD ファンハウス 1997/11/21 ¥948歌うたいのバラッド
おやすみ

 このまえ発売されたBank Bandの『沿志奏逢2』でカバーされている曲。先週のMステで桜井さんが歌っているのを見たが、僕の聴いた感じでは、やはりオリジナルの方が良いと思った。『沿志奏逢2』は持っていないのでそれとの比較は出来ないけれど。

 初めて聴いたのは車の中。ちょとした用事で出かけていて、ラジオをかけながら運転していたら、波多陽区が昔の恋人との思い出の曲とか言って、芸人なのに笑いなしで紹介していた。ちょうどその時に目的地に着いたのだが、なんとなく気になって聞いていたら思わず引き込まれて最後まで聴いてしまった。その後すぐに斎藤和義さんのアルバムをレンタルして聴いてみた。以外にもそれほど昔のものともいえない曲であることに驚いた。80年代ソングだと勝手に思っていたから。

 申し訳ないながら、その他の曲の印象はそれほど強くないのだけれど、この曲だけは素晴らしいと思う。なんといってもメロディラインに流れがある。サビへとつながる盛り上がりの作り方が聞いていて心地よい。歌詞もそれなりに訴えかけるものがある。桜井さんは「音楽を作っていくことに悩んだとき、この曲が答えを示しているような気がした」と言っていた。僕は音楽をじっくり聴くタイプではなく、直感的に感じるタイプだから、一回目でいいものはいいと思うし、合わないものはそれなりにという聴き方をする。この曲は久しぶりにひっかかった曲であったことは確かだ。自分の知らないところでも名作は輝いているということを知らされた曲だった。

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