東京奇譚集 (新潮文庫 む 5-26)
2008年1月12日 読書
ISBN:4101001561 文庫 村上 春樹 新潮社 2007/11 ¥420
五つの物語からなる短編集。奇譚という題に則ってありそうでなさそうな話を並べている。というか村上春樹さんの小説はどれもがありそうでなさそうな話な気もするけれど。
内容には特に触れないけれど、どの話も読ませるものであると感じた。読んでいて飽きなかったし、次を読みたいという気にさせる力があったと思う。分量的にも自分に合っていた。もともと長編小説を読むのには時間がかかってしまうので、このくらいの分量で短編小説だとちょこっと読むのに助かっていい。自分的には二つ目の「ハナレイ・ベイ」が一番面白かった。
村上春樹を知らない人も手軽に読める本ではないかと思う。「長編にチャレンジするのは気が引けるけれど、ちょっと気になる作家だな」なんていう人は、手にとって見るといいかも。結構好き嫌いは分かれるかもしれないけれど、この本である程度どういう作家さんかは感じることができるのではないだろうか。そういう意味で初心者から読み込んでいる人まで幅広い読者層に向けた本であると思う。
五つの物語からなる短編集。奇譚という題に則ってありそうでなさそうな話を並べている。というか村上春樹さんの小説はどれもがありそうでなさそうな話な気もするけれど。
内容には特に触れないけれど、どの話も読ませるものであると感じた。読んでいて飽きなかったし、次を読みたいという気にさせる力があったと思う。分量的にも自分に合っていた。もともと長編小説を読むのには時間がかかってしまうので、このくらいの分量で短編小説だとちょこっと読むのに助かっていい。自分的には二つ目の「ハナレイ・ベイ」が一番面白かった。
村上春樹を知らない人も手軽に読める本ではないかと思う。「長編にチャレンジするのは気が引けるけれど、ちょっと気になる作家だな」なんていう人は、手にとって見るといいかも。結構好き嫌いは分かれるかもしれないけれど、この本である程度どういう作家さんかは感じることができるのではないだろうか。そういう意味で初心者から読み込んでいる人まで幅広い読者層に向けた本であると思う。
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