12月13日付 日刊スポーツの報道「世相を象徴「今年の漢字」は「偽」」へのコメント:

 今年ってあまり良い出来事に恵まれなかった一年だったのだなぁと改めて思わされたニュース。流行語もそうなのですが、確かにオリンピックもW杯もなかった年なので、スポーツの面でのビッグイベントとそれに伴う名言・ヒーローの誕生ということにはならなかったけれど、それにしても「偽」とは。暗い年だからこそ、あえてそこに光を見出すような一字を投票して欲しかったかなというのが実感です。

 広辞苑によると

偽 ?にせ。いつわり。いつわること。「偽造・虚偽」
  ?〔論〕ア、対象と一致しない認識。 イ、誤った推理
 
となっています。つまりは今年は贋物や嘘がはびこった一年であったと日本人は感じているわけで、どうにもやるせないですね。食品偽装に始まり年金や政治とカネの問題など、色々と聞きたくもないことが多く露呈した一年だったということになるのでしょうか。

 しかし、この負の顕在化はある意味いつかは通らなくてはならない道だったのではないかという気もします。それだったら早い方が良い訳で、膿を出し切ってから新しい一歩を踏み出していきたいとも思うわけです。この暗いイメージが付きまとった一年は、明るい未来への踏み台だったと思えれば、それはそれで良かったじゃないかと少しは明るい気持ちになれるのではないでしょうか。来年こそはすべての人が笑顔でいられるようにと願うのは、意味のあることだと信じて、新たな年を迎えたいものです。

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