10月25日付 日経新聞の報道「亀田家代表し興毅選手、26日に謝罪会見・協栄ジムは処分発表」へのコメント:

 なんかもういい気がする。テレビで亀田家のことを扱うのはもういい気がするのだ。それだったら、今、色々と問題が山積している国会の現況についてでも解説してほしいというのが、僕の個人的な希望だ。でも、今日は亀田家騒動についてちょっと書いてみたいと思う。これで、自分の中でも区切りをつけたい。

 とにかく大毅選手の世界戦はひどかった。試合内容もさることながら、リング外のセコンド指示なども明らかにルール違反であったことは否めないと思う。でも、最近の報道は何か違う気がする。「亀田が悪い」「亀田謝れ」この流れは何かおかしい。

 僕は、好きでボクシングを見ていただけなので、感覚がずれていたのかもしれないが、僕達視聴者が亀田家に謝られなければならない理由がいまいちピンとこない。亀田家が謝る対象は反則を犯して危険な目にあわせた内藤選手とJBC、そしてTBS(放映料をもらってそうだから)に対してくらいでいいのではないか。そして、僕達が批判すべきなのは、そのような選手と分かってか、分からずか知らないが、その試合をマッチメイクし、後押しして国民に見せてしまった興行側に対してではないかと思う。

 よくこの問題に関して、街頭インタビューで亀田家の謝罪が十分かどうかとかいったレポートをしているのを見るが、十分とか不十分とかそういう問題を判断するのは街の人ではないと思う。すでに大体において処分は固まっているのだ。謝罪は処分した側に対する誠意を見せるという意味しか持たないし、これ以上の謝罪は今後の選手価値をこれ以上下げないという意味を持つだけで、単なるパフォーマンスにしかならないような気がする。

 朝青龍問題でもそう(相撲は一応国技だという違いはあるが)だが、なんかこの国はお門違いの批判をしてしまうことがあるような気がしてならない。明日、また興毅選手が謝罪するらしいが、どうか選手価値を損なうようなみっともない会見になることはないように祈っている。どうせ謝るなら、責任の所在を明らかにして堂々としていてほしい。それが男らしさというものだと思う。

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