08月23日付 ZAKZAKの報道「広陵・中井監督判定に大爆発「あんな判定されると…」」へのコメント:

 昨日に引き続き高校野球の記事に一言。

 昨日の決勝戦の分岐点は確かに8回裏一死満塁からの押し出しフォアボールだったと思う。自分もテレビで見ていて、「あれがボールかぁ」と広陵の選手の気持ちを思って、むず痒かった。それほどにストライクに見える真中低めのストレートだった。

 そこで、競技は違えど、自分がバスケットボールをやっている時に監督に言われた言葉を思い起こした。

 「人間の判定が挟まれるスポーツにおいては、いくら抗議しようと判定が絶対で、バスケットなら5のうち3は判定ミスがあると思ってプレイしなくてはいけない。」

 判定競技においては、審判が絶対だということを、深く刻まれた言葉だった。

 とはいえ、その判定が選手や関係者の人生に大きな変化をもたらす甲子園という舞台での判定は、万全に正確を期すことが必要だったろう。タラレバは無意味かもしれないが、あの一球がもしストライクだったとしたらどうだったろう。抗議の出来ない選手の心に深く後悔と迷いを遺すことになる判定はあってはならないと思う。その意味では、選手の心を思い切って代弁した広陵の監督の気持ちは、胸に染みるほど理解できる気がする。そんな気がしたある夏の一シーンだった。

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