07月24日付 日経新聞の報道「伊サッカークラブが来日中止、柏崎刈羽原発を懸念」へのコメント:

 テレビで第一報を聞いた時には、「そこまでするか!!」と訝しがった。しかし、よくよく考えてみると、非は明らかに日本側にある。

 そもそも唯一の被爆国である日本ならばこそ、被害程度の分からない放射能漏れであれ、大げさすぎるほどに問題視するべきなのではないか。原子力の平和活用も安全が前提であってこそだ。欧州ではチェルノブイリの被害がまだ緒を引いている地域もあるらしい。日本の平和ぼけを指摘されても致し方ないだろう。今回の友好的な来日の断念も、そのような背景があってのことだろうし、むしろ、日本側の対応に問題があったとしかいえない。ただただ、試合会場であったはずの地方の人々の残念な顔が思い浮かんでしまうが、原発に関してはより厳重な管理体制を敷くことを願うのみである。

 あらゆる政治的な配慮が後手後手にまわっているのがもどかしいが、この一件で日本の安全意識と外交相手国への配慮の欠如を考え直す良い機会になればこそだ。

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