好きも嫌いもそれほど強くない自分にとって、感情の閾値は極めて高いと思う。
 だが、好きも嫌いもないということは、感情の受け取り方が極めて薄い(どういえばいいのか分からないが)ということになりはしないだろうか。ふつうの人なら驚き、反応する事柄でも、自分の場合は「だから、何?」といった感想しか浮かんでこないことがある。思えば、他の人にとって非常に喜ばしいことが、自分にとっては大した驚きもない事柄になってしまうということが、よくあった気がする。
 嫌なことがあっても、多くは溜め込んでしまうので、ストレスのはけ口がなく、かといって溜め込める量が多いので、ストレスはたまってしまう一方だ。ストレスのはけ口をどこかに設定しなくてはならない。これは当面の課題だ。 
 感情をぶつけることも上手く出来ない、だから、ぶつけようとするとかなり大きな波になってしまう。これも困ったことだが、これもストレスをうまく処理できない自分の性だろう。
 だれしもが、自分の感性が他人のそれとは異なっていると分かっていても、それをうまく行動に表せないのではないだろうか。自分固有の感情。自分だけの感覚。これをコントロールすることが、人生を楽しむ方法論であると思う。

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