きせき

2004年9月2日 思うところ
僕は奇跡を信じている。個人的には無宗教のつもりだし、神も信じていないつもりだけれど、奇跡は人の手の届くところに存在していると信じている。僕の言う奇跡というものは、少なくとも人生をプラスに働かせるものであることは間違いないだろう。

「人の手の届くところに存在する」という部分がポイントである。つまり、人が必死に考え、行動しそれらが集約されて、真に「生きている」と感じられるようなときに、奇跡は出現する。本人さえもびっくり!なぜか世の中にありえないことが(実際は確率論的にもありえるんだろうけれど)、目の前で発生する。でも、それを信じられるかどうかは(それが自分の行為の積み重ねによるものだと)その人次第だろう。ただ、それがくだらないことだと思えてしまったり、信じられなくなった時が、人間の成長の停止を告げるバロメーターなんだろうな・・なんて、最近は考えてみたりする。

世の中が変わって見える一瞬というやつがある。あれは、世の中が変わったのではなく、自分が変わろうとしている一瞬の事だ。それも、自分の築いてきた多くの積み重ねによる奇跡の一つに違いないのだと、僕は思う。だって、世の中が変わって見えるなんて本質的にありえないじゃん!!

確かに奇跡は存在するんだ。下らない戯言だと言われても一考に構わないが、僕はこの不安定な真理を信じつづけるだろう。だって、きせきがあるから人はきせきを刻み、きせきがあるから世の中はきせきで溢れているのだから。

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