今日はようやく実家でまったりデイとすることができた。しばらく日記もつけてなかったなぁ。追々、振り返って追加更新していこうかと思います。記録する順序は滅茶苦茶だろうけれど、書きたいことは山ほどある日々だったものでね。

今日は明日の内定者花火大会に向けての準備&連絡をしながら、まったりくつろいでます。明日からまた走りまわならきゃならんので、とりあえずは休養だな。

して、今日のテーマは「旅」です。

ご存知のとおり(?)昨日まで、関西方面に旅行というよりは、「旅」に行ってました。旅行っていう、堅っ苦しいのはあまり好きじゃないんです。自由気ままに動き回れる、予定も当てもないのがいいんです。そんな感じの「旅」に行ってました。詳細はそのうちアップします。
 
その道すがら、いろんなことに思いを馳せていたのですが、一番強く感じたのは、「年月と旅の関係」についてです。

芭蕉が「おくのほそみち」で、「・・日々旅に生き、旅を住処とする・・」ってなことを書いていたように思います。彼はあるとき思い立って旅に出る事を決め、長い年月を旅と共に生きたようです。

わずか三日の日程だったので、自分の旅自体は大したことないのですが、その中でも、喜びや憤り、気分的な変化による感じ方のずれ、出会いと一時的な別れ、などなどの多くのことを経験したように思います。そのような一つ一つが旅を構成し、今となっては全てを含めて「いい思い出」という一括りになってしまっています。

ある先輩がいます。塾講師のアルバイトで最初からお世話になっている先輩です。今までに紹介していたのとは違う人なのですが、この人の生き方には大きな影響を与えられてます。彼は大学3年のうちに単位を取り終え、4年生の秋頃に旅に出ました。中国から東南アジアを回り、ユーラシア大陸を横断していくという、某番組の企画でやっていたような旅です。翌年のGW前あたりに帰ってきたようです。

帰国後に何回か二人で話すことがあったのですが、彼はその旅についてあまり話しません。自分からすると興味津々だし、きっといろんなものを見て、触れて、考えていたのだと思います。でも多くは語ってくれません。ただ印象に残っていた言葉は「思ったほどじゃなかった…」という一言です。

この前まで、一緒に就職活動をし、共に無事内定をもらう事が出来ました。ちょいと彼が普通の生活で満足するのかと疑問に思っていたら、最近お願いした就職活動のアンケートで(失礼ながら覗き見しました)
「就職以外に何か他の道を考えた事がありますか」
という項目に、一言だけ
「旅人」
と書いていました。

芭蕉にしろ、その先輩にしろ、「旅」というものは何かの魔力を持っているように思います。その一端を自分もこの旅で多少は感じ取れたように思います。非日常が日常になるのが、「旅人」というスタイルなのでしょう。「旅」の途中では、いろんな変化があるには違いありません。でも、一つだけ根本的には変えられないもの・・・それが「自分」なのではないでしょうか?

自分という存在が「旅」を通して、周りに、そして自分にどう映るのか…。そんなことを3度目の京都を巡りながら考えていました。

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