明日東京へ向けて旅立たなくてはならない、ということでいろいろと検討した結果、青春18切符を購入することを決意。JRの窓口で買えるとのことだったので、最寄のJRの駅へと向かいました。旅への思いを膨らませながら、駅員さんとトーク。

「あのー、青春18切符ってこちらで扱ってますかね?」
「ああ、あるよ」
「では、いただけますか?そうそう、このギフトカード(懸賞で当てたやつ)って使えますか?」
「使える店は書いてあるでしょ」
「・・・・」
「書いてないなら使えない(きれ気味)」
「あっ、そうですか。じゃあ、現金でお願いします。」
「はい、11500円ですね。」
「それで、一つお伺いしたいんですけれど、一枚の切符で12時まで電車乗れるんですよね。超えてしまったらどうすればいいんですか」
「12時超えた最初の駅で降りてもらわなくちゃいけないねぇ。」
「そうなんですか!じゃあ、時間に気をつけなきゃいけないですね」
「まあ・・そうなるね・・・(あきれ気味)」

自分も塾講師という、ある意味では客商売をやっている同業(!?)の人間なので、多少は心が広いつもりなんですが、ちょっとむかつきました。自分の話し方がまずかったのかもしれないのですが、いくら若造とはいえ、客に対してそんなぶっきらぼうな対応するなって!!他の人だったら切れてるところだよ。客ならどんな人でも真摯に接客してほしいものです。

ということで、今日のテーマは「接客」です。

 僕は塾講師・家庭教師以外に接客業というものをやったことがありません。相手はもっぱら中学生。年齢差はあるものの、なるたけ相手に合わせるように自分は気を遣っているつもりです。中学生とはいえ、お金を頂いて授業を受けてもらっているわけなので、商品としての授業にも、接客としてのトークにも、最高の品質を提供しなければいけないとは思います。
 しかし、やはりプロ意識の欠如というか、バイトの悲しさというか、手を抜いてしまうことが多々あります。対人間というのは難しいもので、自分でベストだと思ってやっても相手は満足してくれないこともあるし、適当にやっていても喜んでくれることはあります。モチベーションに高低差があることも事実です。
 しかし、あくまで「接客」にはプロ意識が必要だとは思います。店の看板を背負っているという自意識、客の満足を願うサービス、サービスの品質を上げるための自己研鑽‥‥。それらがすべて揃ったときに、お客さんはその店をお気に入りにしてくれるし、店側も繁盛するのでしょう。
 ある塾の先輩で、様々な接客業を経験し、就職活動を通して社会を感じてきたと自負する人がいます。その人は、接客に厳しいです。言うだけあって、彼自身でも最高のものを提供するために努力しています。接客されるときも、表には出さないものの、店員の言葉遣いや立ち振る舞いなどを細かくチェックしています。
 最近は日本が慢性的な不況下にあるため、顧客獲得競争が熾烈となり、多くの面でサービスが改善されてきているように感じます。接客もその一つです。人間関係というのは複雑なものですが、良い接客をしてもらえると、僕は気分が良いし、また来ようと思えます。世の中の人が全員プロの接客の意識をもてれば、すばらしい社会が実現することでしょう。少なくとも自分は、接客だけに限定せず、常に周りに感じ良く思われたいものだ、とつくづく思います。

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