ちょっとした野暮用により、仙台に帰ってきました。降り立った瞬間、来てよかったと心底思いました。なんてったって、涼しい!!歩いてて汗かかない!そして、人がわんさかいない!ほどよく都会と田舎のいいとこ取りをしているのが、仙台という街なのです。とりあえず、数日はここで避暑を楽しもうかと思います。
 
大学入学と共に仙台に移住してからというもの、僕には一つの思いが離れません。「自分の居場所ってどこ?」ってやつです。

僕の地元は埼玉県の「ラッキーマン」(知ってる?)の作者が住んでいるらしい街です。ここで小学校〜浪人時代までを実家で過ごしました。本当に多くのことをやらかした(!)ものの、たくさんの思い出が詰まった街です。大学4年間は仙台に居を構えていました。ばーちゃんと同居させてもらいながら、それほど多くはないけれど、長く濃い付き合いを重ねている友達ができた、まさに僕にとっての「青春の地」です。そして今は、そのどちらかに気ままに行き交う日々。でも仙台に住み始めてからというもの、ホームシックではないのですが、自分の中に冒頭の思いが生まれてきたのです。
大学二年の時に研究室に配属(実質的には3年から所属)された折に教授が次のようなことを言っていました。
「ここは、365日24時間、盆暮れ正月も関係なく常に君たちに開放されている。ここを大学時代の居場所にしてほしい。まあ、予習の必要上、徹夜せざるを得ないことも多々あるだろうから、必然的に入り浸るとは思いますが‥‥(以下略)」
このときに、居場所というものの大切さを、そしてそれを与えてくれたことの喜びを感じたのを鮮明に覚えています。やはり、人には(人だけに限らないとは思うけれど)居場所が必要なのです。それがない人は本当に不幸だと思います。自分がいて心地よいと思える場所。誰か大切な人がいる場所。おそらくそういうところが自分の居場所となるのでしょう。

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